プリーツ網戸は「アコーディオン式網戸」とも呼ばれていますね。
主に屋内に設置する折り畳み式網戸のことですが、マンションを中心に幅広く採用されています。
とてもオシャレで見栄えは良いのですが、一般的な網戸と比べデメリットも多いのが実情です。
1)ネットの掃除がしにくい
2)黒い紐が絡んだり切れたりする
3)ネットの折り目が破れやすい
プリーツ網戸の不具合で交換に至る場合の多くは、2)の「ひもがからんだり切れたりする」がダントツです。このひもが絡むと開閉できず網戸の役割を果たしません。
長持ちしないことが多く、プリーツ網戸から違うタイプの網戸へ交換を希望される方がほとんどです。
私がオススメするのは「ロール式網戸」です!
室内設置の収納タイプの中では、とても耐久性に優れネットの掃除もしやすいのが理由です。
また、からみやすい紐もないため使い勝手がとても良いです。
ただし、巻き取り式のため本体が少し大きめです。
プリーツ式は設置できたのに、ロール式は設置できないというケースもあります。
ロール式が設置不可の場合は、残念ながら同タイプのプリーツ式を選択することになります。
また、サッシ一体式プリーツ式網戸はとても厄介です。
不二サッシ、三協アルミ、立山アルミが多いような気がいたしますが、網戸本体一式交換では済まずアルミ形材の設置や加工が必要になります。
下記の画像はフルオープン式のアルミサッシに一体式のプリーツ網戸が設置されておりました。
案の定、ひもが絡まって開閉できず交換の依頼でした。
古いプリーツ式網戸を撤去したのち、新しいプリーツ式網戸を設置できるようにアルミ形材で加工します。
本来であればロール式に変更したいところでしたが、窓枠より本体が飛び出してしまうため今回はやむを得ず。
下記の画像は戸建て2階のフルオープン型サッシへ「ロールフリーワイド」の設置例です。
プリーツ式にくらべ視界もとてもよいです。閉めているのがわからないくらいですね!
例年、5~6月は網戸交換の繁忙期です。お待たせしているお客様m(__)m
網戸交換のご依頼はお早めにどうぞ!!
事前見積もり依頼時のポイント(プリーツ式・アコーディオン式網戸編)