【印西市岩戸のガラス修理・交換事例】

一戸建て住宅の掃出し窓のガラス交換です。既存は透明3ミリ厚のフロートガラスが採用されておりましたが、お客様の希望は網入りくもりガラス6.8ミリへの交換です。

割れたガラスの交換ではなく、いわゆる仕様変更です。変更の理由をお訊ねしたところ「プライバシーの配慮と飛散防止」とのことでした。これらの理由であれば、対策費用が安価で済む「目隠しフィルム」をご提案いたしたところ「ガラスも古いので強度も心配。丈夫なガラスに交換してほしい」というご希望でした。

掃出し窓 中桟付 引違窓 施工前(フロートガラス3ミリ)
ガラス交換施工前

網入りの形状もひし形に形成された「ヒシワイヤ」と水平垂直に形成された「クロスワイヤ(井桁)」がありますが、最近ではヒシワイヤが主流なので今回の現場でもこちらを採用しました。

厳密にいうとクロスワイヤのほうが封入されたワイヤ量は多いのですが、見た目の問題がありヒシワイヤのほうがスッキリ見えるので主流になったと思われます。

網入りガラスには、透明(磨き)とくもり(型板)があり、ヒシワイヤについては厚みも6.8ミリと10ミリがあり、高層階では10ミリの網入りヒシワイヤが採用されていることがあります。

施工後(網入り型板ガラス6.8ミリ)
ガラス交換施工後

本来、網入りガラスは防火用ガラスなので防火設備が必要とされる窓ガラスへ設置されますが、今回のように飛散防止等の多目的でも多用されております。ここで注意していただきたいのは、防犯ガラスではないということです。

一般的なフロートガラスや型板ガラスと比較し抵抗力はありますが、あくまでも飛散防止性能を基本とした防火用ガラスなので防犯用途には不向きです。防犯用は合わせガラスになった防犯ガラスを採用されてください。

厚みの異なるガラスを入れ替える場合、通称「ビート」と呼ばれるゴムパッキン(正式名はグレージングチャンネル)も交換する必要があります。もちろん今回も網入りガラス6.8ミリ用へお取替えしました。カラーもアルミサッシ色に合わせグレーを使いました。

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事前見積もり依頼時のポイント ガラス修理・交換編


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