【鎌ヶ谷市道野辺中央のガラスの修理・交換事例】

網目は最もよくあるタイプの「ヒシワイヤ(菱形)」です。
余談ですが、その他「クロスワイヤ(井桁)」や「タテワイヤ(縦線)」などがあります。
鎌ヶ谷市在住の大家さんからのご依頼で「退去した部屋のガラスがひび割れちゃってるから、ガラス屋さんの都合の良い時に一度見に来てよ」というご依頼でした。

現地調査

一応念のため、鎌ヶ谷市のアパート現場へ下見調査に行って来ました。
夕方5時過ぎに行ったので暗くて見えないかもしれませんが、網入りくもりガラスに無数のひびが入っています。
サッシの脱着方法やら採寸などをして下見は完了です。

鎌ヶ谷市網入りくもりガラス錆割れ

割れた原因

網入りガラスに多いのが「熱割れ」によるひび割れですが、どうも今回の道野辺中央のアパートの場合は「錆割れ」の可能性が高いとガラス屋的に判断しました。
その理由として、ゴムパッキン(ビート)施工であること、ガラス下部のワイヤが錆びていることなどが挙げられます。
ワイヤの腐食が進行するとガラスがひび割れするなんて夢にも思わないですよね(知っているのはガラス屋か経験者ぐらいかと思います)。
冬季という季節がら熱割れの可能性も疑いましたが、熱がこもるような環境下ではなかったこと、そしてワイヤが激しく錆びていたことが錆割れ要因の根拠となりました。
この辺りは長年のガラス屋経験が生きてきます。

修理方法

大家さんとガラス屋は以前からの知り合いです。
大家さんには修理の度に「ワイヤレスガラスへのお取替え」をお勧めしておりましたが、築年数やら事業運営の面などから以前と同じ網入りくもりガラスへのお取替えとなりました。
ワイヤレスは錆割れや熱割れのリスクがほとんどない種類の防火ガラスですが、コスト面が合わないことも多いのが現状です。

あとがき

網入りガラスってガラス屋目線でも本当に厄介な種類のガラスです。
防火ガラスのわりには熱に弱いし(温度差)水分にも弱い(ワイヤ部分)。
なるべくワイヤレスを促進してゆきたいのですが、どうにもこうにも値段が高いのが玉に瑕(涙)
コスト面を優先する場合、今回の鎌ヶ谷市のアパート現場と同じく既存と同種の網入りガラスで直すしかないことも多々あります。

事前見積もり依頼時のポイント ガラス修理・交換編


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