太陽光線

ガラス用フィルムについてよくある質問から。

フィルムを貼ると、日焼けや色褪せを防止できますか?

日焼けや色褪せをする要因として有名なのが紫外線。
一般的な方は「紫外線をカットすれば防げる」と感じていることだと思います。
それはきっと、肌の日焼けのイメージがあるからだと思います。
確かに紫外線による一因はありますが、全てではないということです。

ここから少し難しい話?になりますが、日焼けや色褪せの原因は太陽光線の影響からです。
太陽光線を大別すると、紫外線・可視光線・赤外線から構成されます。

太陽光線

紫外線は目に見えない光線ですが日焼けの原因となります。
ただし紫外線に含まれる太陽エネルギーは6%程度しかありません。

可視光線は明るさを示す光線で、太陽エネルギーを52%含みます。
明るさを遮蔽すれば比例して太陽エネルギーも遮蔽します。

赤外線は暖かさを感じル光線で、太陽エネルギーを42%含みます。
赤外線を遮蔽すれば比例して太陽エネルギーも遮蔽します。

紫外線以外の可視光線や赤外線も日焼けや色褪せとなる要因はあるか?

可視光線と赤外線に含まれる熱量は全体の94%です。
この太陽エネルギーによって化学変化を起こすことがあります。
つまり、紫外線をカットするだけでは日焼けや色褪せが防げないということになります。

日焼けや色褪せを完全に防ぐには、全ての太陽光線を遮蔽する必要があります。
(新品の畳の上に家具などを配置して数年後に移動すると畳表面の日焼けや色褪せがない状態のこと)

ただし、生活上無理がありますので、影響のない範囲内で対策を実施します。
ここでフィルムの選択になります。

例)暗くならないフィルムでカーテンやフローリング等の日焼け色褪せ防止と暑いので遮熱効果があるもの。

先に申した通り、紫外線は99%カットが標準です。
優先事項は「暗くならない」+「遮熱効果がある」ということになります。

フィルムの光学特性を見ていただき、明るさを示す「可視光線透過率」の値が大きい物が明るくて小さい物が暗いものになります。
個人差がありますが、可視光線透過率が60%以上ならさほど暗いとは感じないと思います。

遮熱効果については「遮蔽係数」を見てください。値が小さいほど遮熱効果が高くなります。
合わせて見ていただきたいのが「日射反射率」+「日射吸収率」です。
これは貼付対象のガラスが網入りガラス・複層ペアガラス・熱吸収ガラス・熱反射ガラスだったりした場合に考慮します。

フィルム光学特性

加工ガラスの多くは、熱を吸収しすぎると破損してしまうことがあります。
熱割れ現象」というもので、熱バランスが崩れた場合や限界温度を超えた場合に起こることがあります。

もともと割れるリスクのあるガラスにフィルムを貼ると破損するリスクが高まります。
一般論ですが、反射率が高いフィルムのほうが割れにくいとされています。
同じ遮蔽係数でも反射率のほうが高いフィルムを選択するほうが良いと思います。

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